興味ない人にはまったくどうでもいいことなんですけど、、
何年か前、5〜6年前になるのかな、Santa CruzのVintage Artistというギターを買った。定価は50万円ぐらいなのだけど、ヤフオク(笑)でその半額ぐらいの値段で買った。
見た目も触った感じも素晴らしい。どう考えてもいいギターなんだけど、なんでだか音がやわらかすぎて芯がないような気がする。けど、マホガニー(材質ね)のスキャロップ(ギターの表板を支える組木の状態のことね)はこんなものなのかなあ、、と思いつつ、けどどうにも納得がいかなくて、弦をあれこれ変えてみたり、サドルを変えてみたり、それでもあんまり良くならずに手放そうかとも思った。
けどやっぱり見た目も触った感じも素晴らしい。で、ずーっと案じていたのだけど、ついおとといのこと、古いアコギ雑誌を眺めていたらこのギターの写真が載っていた。
マーチン、ギブソン、ギルドがアメリカを代表するアコギ御三家だとしたら、新御三家はテイラー、コリングス、サンタクルーズである、との特集記事。うーん、そのサンタクルーズの顔として大きく写真が載るぐらいだから、このギターがこんなもんなはずはやっぱりないんだよなと思いながら写真をながめていると、ハッと目に留まったのはブリッジピン(弦を留めているピンね)だった。
僕のと違う!
ずいぶんぺにゃぺにゃなプラスチックだよなあ、とはなんとなく思っていたのだけど、それが純正のものであることを疑ったことはなかった。試しにマーチンに付いてるブリッジピンと交換してみると、、
パッキーン!
音がちゃんとした。サドルやナットや、ペグ(弦を巻くとこね)で音が変わるとは思っていたけれど、ピンでもこんなに変わるんだ。そりゃそうか。今まで音がやわやわだったのは、弦を留めてるピンがやわやわだったからだったんだ・・・
マーチンのが特別良いピンというわけではなく、普通のプラスチックのピンだ。なので、ピンを変えると音が劇的に変わる、とか、そんな話ではなくて、サンタクルーズに付いていたピンの質があまりに悪かったということなのだろう。それが初めからついていたことを疑えなかった自分がいけなかったのだ。ヤフオクで買うとそういうこともあるのだ、きっと。
悩み続けた時間は長かったけれど報われた。めでたしめでたし。
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